ベトナム、中印などのポリエステルフィラメント糸に反ダンピング最終裁決

2021年10月13日、ベトナム工貿部は第2302/QD-BCT号を発表し、中国、インド、インドネシア、マレーシアから輸入されたポリエステルフィラメント糸に対して反ダンピング肯定的な最終裁決を行い、上述の国の関連製品に対して正式に反ダンピング税を徴収することを裁定した。そのうち、中国の関連製品の税率は3.36-17.45%（詳細は別表参照）、インドは54.90%、インドネシアが21.94%、マレーシアが21.45%だった。本件はベトナム税番号5402.33.00、5402.46.00、5402.47.00の下の製品に関連している。措置は公告が発表された3日から発効した。

2020年4月6日、ベトナムは中国、インド、インドネシア、マレーシアから輸入されたポリエステルフィラメント糸に対して反ダンピング立件調査を開始した。2021年9月1日、ベトナム工貿部は第2080/QD-BCT号決議を発表し、同案に対して反ダンピング肯定的な初裁決を行い、係争製品に対して暫定的な反ダンピング税を課すことを初歩的に裁定した。このうち、中国係争製品の税率は3.36-17.45%、インドは54.90%、インドネシアは21.94%、マレーシアは21.23%だった。