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中国綿協会:今年の全国植綿意向面積は3.7%減少

2023/3/9 19:09:00 0

植綿綿農家

2023年2月、中国綿協会は全国10の綿生産省、区と新疆生産建設兵団の合計1975の定点農家に対して第2期2023年の綿栽培意向調査を行った。調査結果によると、2023年の意向植綿面積は第1期調査よりさらに低下した。今回の調査では、全国の植綿意向面積は4211.96万ムーで、前年同期比3.7%減少し、下落幅は前期比2.7ポイント拡大した。その中で新疆地区の植綿意向面積は比較的安定しており、前年同期比0.5%減少し、前期とほぼ横ばいだった。内地綿区は2022年の納入価格が前年同期比で大幅に低下し、植綿コストが増加したため、綿収益は前年同期比で大幅に低下し、同時に新疆綿区に比べて補助金がないため、同地綿農家の植綿積極性は引き続き低下している。黄河流域と長江流域の植綿意向面積は前年同期比それぞれ17.8%と30.3%減少し、前期よりそれぞれ6.6と23.1ポイント拡大した。

調査された綿農家のうち、15.7%の農家が植綿の意向を明らかにしていない。前年並みの割合が66.1%で最も多かった。植綿面積を減らす準備ができているのは15.0%で、準備が増えたのは3.2%だった。

今回の調査では、新疆綿区の2023年の植綿意向面積は3768.42万ムーで、前年同期比0.5%減少し、前期とほぼ横ばいだった。調査対象者のうち前年と同じ面積の94%、減少準備面積の2.1%、増加準備面積の1.2%、現在もうろうろしているのは2.7%だった。中国綿花協会の調査によると、2022年の新疆植綿の収益は1ムー当たり平均58.4元(目標価格補助金を含まない)にとどまり、前年同期比97.1%減少した。植綿面積が基本的に安定している主な原因は、1つは安定した綿花の目標価格政策が植綿の収益を保障していること、第二に、綿花栽培は他の作物に比べて機械化の程度が高く、人件費を削減した。一部の地域で植綿の意向が低下しているのは、主に現地の水資源の減少、水価格の引き上げによる用水コストの増加であり、同時に一部の不適切な綿地域で綿花栽培が削減されたためである。栽培意向が迷走している主な原因は2022年の綿花補助金の金額がまだ支給されていないこと、2023年の新たな目標価格政策がまだ発表されていないこと、綿花農家の心の底がなく、栽培意向が明確ではないことである。

長江流域の植綿意向面積の減少傾向は引き続き拡大し、今期の調査によると、2023年の植綿意向面積は174万97万ムーで、前年同期比30.3%減少し、下落幅は前期より23.1ポイント拡大した。同流域は干ばつと高温の天候と納入価格の低下の影響を受け、2022年の植綿収益は1ムー当たり平均68.1元にとどまり、前年同期比81.2%減少した。長江流域ではまだ3割の農家がうろうろしている。面積を減らす準備をしているのは総調査世帯の24%で、面積を増やす準備をしているのは総調査世帯の3%にとどまり、昨年と同じ面積の42.9%だった。

黄河流域の植綿意向面積も引き続き減少したが、減少幅は相対的に小さく、調査結果によると、2023年の植綿意向面積は241万9800ムーで、前年同期比17.8%減少し、減少幅は前期より6.6ポイント拡大した。2022年の黄河流域の干ばつの持続時間は短く、後期の回復は比較的良く、植綿の収益は1ムー当たり平均560.6元で、前年同期比50.9%減少した。同流域の調査家のうち、減少しようとしているのは総調査家の22.6%、増加しようとしているのは5.7%、昨年と同じ面積を維持しているのは55.7%、調査家の16.0%がうろうろしている。

 


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