中国工程院「生物医療用繊維製品シンポジウムが浜州で開催

8月12日、中産協医療・健康分会の第1回3回理事会及び中国工程院の「生物医療用繊維製品及びその産業発展戦略研究」プロジェクト（「プロジェクト」と略称する）シンポジウムが山東浜州で開催され、会議は山東欣悦健康科学技術有限公司が引き受けた。中国紡績工業連合会の李陵申副会長、中国工程院院士、東華大学学長の兪建勇氏、中国産業用紡績品業界協会会長の李桂梅氏、副会長の季建兵氏、中産協医療・健康分会（「分会」と略称）会長、愉悦集団董事長の劉曰興氏、南通大学学長の楊宇民氏、首都医科大学付属北京地壇病院教授、主任医師の張強、浜州医学院付属病院院長の王玉玖等会理事及びプロジェクトチームメンバーが会議に参加した。李桂梅会長と分会事務総長の房寛峻教授が今回の会議を主宰した。

劉曰興会長は中産協医療・健康分会の第1回3回理事会活動報告を行い、医療・健康織物業界の発展状況と分会が組織建設、科学技術革新、産業チェーン協力と会議フォーラムなどの面で展開した主な活動を紹介した。将来的には、各種支援政策を持続的に活用し、科学技術成果の移転・転化ルートの確立を加速し、科学研究・教育資源との戦略的協力を深化させ、会員企業にサービスを提供して「医産学研政用」の協同発展を実現する。

中国工程院は生物医療用繊維製品分野の発展戦略問題を高度に重視し、2024年に特定項目を設立して関連発展戦略研究活動を展開し、この研究活動を通じてこの分野の国民健康サービス保障能力を向上させ、国と関係部門の意思決定に有力な支持を提供することを望んでいる。会議では、プロジェクトチームメンバーの李冠志博士、王富軍教授、馬丕波教授、劉雍教授はそれぞれ全体グループ、体内製品グループ、体外製品グループ及び防護製品グループを代表して、分野の発展現状、重要技術、高品質発展制約要素などをめぐって報告し、次の調査研究と仕事計画を述べた。調査・研究・座談の一環では、業界中堅企業の代表が製品の研究開発と応用普及における企業の重点業務と直面した挑戦を分かち合い、プロジェクトについて複数の提案を行った。専門家の討論の一環で、楊宇民校長、王玉玖院長、張強主任は技術革新、成果転化、臨床応用、標準品質、評価監督管理などの方面をめぐって貴重な意見を提出した。

李陵申副会長は、我が国の生物医療用繊維製品分野の高レベル科学技術の自立と近代化産業システムの建設を加速させることは紡績業界の緊迫性、戦略性のある任務であると指摘した。プロジェクトチームが企業、監督管理部門、医療機関の専門家からの意見を十分に調査し、聴取し、世界の先進レベルと人民の健康需要に向け、生物医療用繊維産業の発展の体制・メカニズムの問題を整理し、国家の関連部門にハイレベルな政策提案を提出することを希望する。

兪建勇院士は会議の総括の中で、医療と健康用織物は人民の生命の安全を保障し、健康福祉レベルを高めるために重要な意義があり、産業用織物業界の重要な発展方向と成長点でもあると指摘した。プロジェクトチームが次の仕事の中でプロジェクト研究の戦略性を把握し、調査研究をさらに強化し、業界発展の基礎情報を把握し、生物医療用繊維材料分野の重点技術と重点製品を整理し、国際先進レベルを目標にし、産業発展における痛点と閉塞点を深く分析し、深く実践研究を行うことを希望する。

会議期間中、参加者は黄河謡健康城「生命科学技術館」を見学し、現地企業を実地調査した。

（出所：中国産業用織物業界協会）