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国家統計局:CPI PPI及び1月の工業生産者出荷価格が前年同期比0.8%下落したデータの解読

2023/2/10 21:57:00 199

CPI

2023年1月、全国の工業生産者の出荷価格は前年同期比0.8%、前月比0.4%下落した。工業生産者の購入価格は前年同期比0.1%上昇し、前月比0.7%下落した。

一、1月の工業生産者価格の前年同期比変動状況

工業生産者の出荷価格のうち、生産資料価格は1.4%下落し、工業生産者の出荷価格の総レベルは約1.10ポイント低下したことに影響した。そのうち、採掘工業価格は2.0%上昇し、原材料工業価格は0.1%下落し、加工工業価格は2.3%下落した。生活資料価格は1.5%上昇し、工業生産者の出荷価格の総レベルの上昇に影響を与えた。そのうち、食品価格は2.8%上昇し、衣類価格は1.9%上昇し、一般日用品価格は1.2%上昇し、耐久消費財価格は0.3%上昇した。


工業生産者の購入価格のうち、燃料動力類の価格は7.2%上昇し、農副産物類の価格は5.2%上昇した。黒色金属材料類の価格は7.8%下落し、建築材料及び非金属類の価格は5.3%下落し、化学工業原料類の価格は4.7%下落し、非鉄金属材料及び電線類の価格は1.8%下落した。

二、1月の工業生産者価格の前月比変動状況

工業生産者の出荷価格のうち、生産資料価格は0.5%下落し、工業生産者の出荷価格の総レベルは約0.38ポイント低下したことに影響した。そのうち、採掘工業価格は1.0%下落し、原材料工業価格は0.7%下落し、加工工業価格は0.4%下落した。生活資料価格は0.3%下落し、工業生産者の出荷価格の総水準が約0.06ポイント低下したことに影響した。そのうち、食品価格は0.5%、衣料品価格は0.3%、一般日用品価格は横ばい、耐久消費財価格は0.2%下落した。

工業生産者の購入価格のうち、農副産物類の価格は2.3%下落し、燃料動力類の価格は1.3%下落し、化学工業原料類の価格は1.2%下落し、建築材料及び非金属類の価格は0.7%下落した。黒色金属材料類の価格は0.7%上昇し、非鉄金属材料及び電線類の価格は0.4%上昇した。

国家統計局が本日発表した2023年1月の全国CPI(住民消費価格指数)とPPI(工業生産者出荷価格指数)データを示した。これについて、国家統計局都市司首席統計士の董莉娟氏が解読した。

一、CPIの上昇

1月には、春節効果や疫病予防・抑制政策の最適化調整などの影響を受け、住民の消費価格が上昇した。

前月比で見ると、CPIは前月並みから0.8%上昇に転じた。そのうち、食品価格は2.8%上昇し、上昇幅は前月より2.3ポイント拡大し、CPIの上昇に約0.52ポイント影響した。食品の中で、春節などの季節的な要素の影響を受けて、新鮮な野菜、新鮮な菌、新鮮な果実、イモ類と水産物の価格はそれぞれ19.6%、13.8%、9.2%、6.4%と5.5%上昇し、上昇幅は前月よりも拡大した。生豚の供給は増加を続け、豚肉の価格は10.8%下落し、下落幅は前月より2.1ポイント拡大した。非食品価格は前月の0.2%下落から0.3%上昇に転じ、CPIの上昇に約0.25ポイント影響した。非食品のうち、疫病予防・抑制政策の最適化・調整に伴い、外出や娯楽の消費需要が大幅に増加し、航空券、交通機関のレンタル料、映画や公演チケット、観光価格がそれぞれ20.3%、13.0%、10.7%、9.3%上昇した。節前の出稼ぎ労働者の帰郷とサービス需要の増加を受けて、家政サービス、ペットサービス、車両修理とメンテナンス、美髪などの価格はいずれも上昇し、上昇幅は3.8%-5.6%の間にあった。国際原油価格の変動を受けて、国内のガソリンとディーゼル油の価格はそれぞれ2.4%と2.6%下落した。

前年同期比を見ると、CPIは2.1%上昇し、上昇幅は前月より0.3ポイント拡大した。そのうち、食品価格は6.2%上昇し、上昇幅は前月より1.4ポイント拡大し、CPIの上昇に約1.13ポイント影響した。食品のうち、生菌、生果、生野菜の価格はそれぞれ15.9%、13.1%、6.7%上昇した。豚肉の価格は11.8%上昇し、上昇幅は前月より10.4ポイント下落した。卵、鳥類、水産物の価格はそれぞれ8.6%、8.0%、4.8%上昇した。食糧と食用油の価格はそれぞれ2.7%と6.5%上昇した。非食品価格は1.2%上昇し、上昇幅は前月より0.1ポイント拡大し、CPIの上昇に約0.98ポイント影響した。非食品のうち、サービス価格は1.0%上昇し、上昇幅は前月より0.4ポイント拡大した。エネルギー価格は3.0%上昇し、上昇幅は前月より2.2ポイント下落し、そのうちガソリン、ディーゼル油、液化石油ガスの価格はそれぞれ5.5%、5.9%、4.9%上昇し、上昇幅はいずれも下落した。

1月のCPIの前年同月比上昇率2.1%のうち、昨年の価格変動の反りの影響は約1.3ポイント、新値上げの影響は約0.8ポイントと試算されている。食品とエネルギー価格を差し引いたコアCPIは前年同期比1.0%上昇し、上昇幅は前月比0.3ポイント拡大した。

二、PPIは引き続き低下

1月は、国際原油価格の変動や国内石炭価格の下落などの影響を受け、工業品価格全体が引き続き下落した。

前月比で見ると、PPIは0.4%低下し、下落幅は前月より0.1ポイント縮小した。そのうち、生産資料の価格は0.5%下落し、下落幅は0.1ポイント縮小した。生活資料の価格は0.3%下落し、下落幅は0.1ポイント拡大した。輸入性要素は国内石油関連業界の価格下落に影響し、そのうち石油と天然ガス採掘業の価格は5.5%下落し、石油石炭及びその他の燃料加工業の価格は3.2%下落し、化学原料と化学製品製造業の価格は1.3%下落した。石炭の供給保証は持続的に力を入れており、石炭採掘と洗選業の価格は先月0.8%上昇したことから0.5%下落に転じた。鋼材市場の予想は好調で、黒色金属製錬と圧延加工業の価格は1.5%上昇し、上昇幅は1.1ポイント拡大した。また、農副食品加工業の価格は1.4%下落し、コンピュータ通信とその他の電子機器製造業の価格は1.2%下落し、紡績業の価格は0.7%下落した。非鉄金属製錬と圧延加工業の価格は横ばいである。

前年同期比で見ると、PPIは0.8%減少し、下落幅は前月より0.1ポイント拡大した。このうち、生産資料の価格は1.4%下落し、下落幅は前月と同じだった。生活資料の価格は1.5%上昇し、上昇幅は0.3ポイント下落した。調査した40の工業業界の大分類のうち、価格が下がったのは15で、先月と同じだった。主な業界では、黒色金属製錬と圧延加工業の価格は11.7%下落し、下落幅は3.0ポイント縮小した。化学原料と化学製品製造業の価格は5.1%下落し、下落幅は前月と同じだった。非鉄金属製錬と圧延加工業の価格は4.4%下落し、下落幅は0.8ポイント拡大した。紡績業の価格は3.0%下落し、下落幅は0.9ポイント拡大した。また、石油石炭やその他の燃料加工業の価格は6.2%上昇し、上昇幅は3.9ポイント下落した。石油・天然ガス採掘業の価格は5.3%上昇し、上昇幅は9.1ポイント下落した。石炭採掘・洗選業の価格は前月の2.7%下落から0.4%上昇に転じた。

推計によると、1月のPPIの前年同月比下落幅0.8%のうち、昨年の価格変動の反りの影響は約-0.4ポイント、新値上げの影響は約-0.4ポイントだった。


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