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国家統計局:11月の中国購買マネージャー指数は下落

2022/11/30 16:24:00 0

購買マネージャ指数



2022年11月30日、国家統計局サービス業調査センターと中国物流・購買連合会は中国購買マネージャー指数を発表した。これについて、国家統計局サービス業調査センターの趙慶河上級統計士が解読した。

11月、国内の疫病発生点が多面的に頻発し、国際環境がさらに複雑で厳しいなどの多重要素の影響を受け、中国の購買マネージャー指数は下落した。その中で、製造業購買マネージャー指数、非製造業ビジネス活動指数、総合PMI産出指数はそれぞれ48.0%、46.7%、47.1%で、先月の1.2、2.0、1.9ポイントを下回って、我が国の経済景気水準は全体的に下落した。

一、製造業購買マネージャー指数の下落

11月、製造業PMIは48.0%に低下し、2カ月連続で臨界点を下回り、製造業の下押し圧力が高まった。

(一)生産需要の両端は引き続き減速している。11月には、疫病が一部の企業の生産経営に悪影響を与え、生産活動が減速し、製品の注文量が減少した。生産指数は47.8%で、前月より1.8ポイント低下し、引き続き臨界点以下に位置している。新規受注指数は46.4%で、前月より1.7ポイント低下し、うち新規輸出受注指数は46.7%で、前月より0.9ポイント低下し、製造業の生産と国内外の市場需要はいずれも下落した。同時に、サプライヤーの配送時間指数は46.7%に低下し、一部の調査企業は物流輸送の不調や上下流企業の生産活動の制限などの影響を受け、サプライヤーの納品時間の遅れや顧客の注文の減少などの状況が増加したと反映している。

(二)価格指数が下がった。主要原材料購入価格指数は50.7%で、前月の2.6ポイントを下回った。出荷価格指数は47.4%で、前月の1.3ポイントを下回り、製品出荷価格の全体的な水準は引き続き下落した。業界の状況から見ると、市場需要の低下などの影響を受けて、基礎的な原材料の生産を主とする石油石炭及びその他の燃料加工、化学繊維及びゴムプラスチック製品、黒色金属製錬及び圧延加工などの業界の2つの価格指数の下落幅が大きい、農副食品加工、非鉄金属製錬及び圧延加工などの業界の2つの価格指数は依然として55.0%以上の高位に位置している。

(三)規模の異なる企業PMIはいずれも下落した。大企業、中小企業のPMIはそれぞれ49.1%、48.1%、45.6%で、前月より1.0、0.8、2.6ポイント低下し、いずれも臨界点を下回った。調査の結果、大、中、中小企業の緊張と市場需要の不足を反映した割合はいずれも上昇し、そのうち中小企業の割合はそれぞれ46.0%と58.8%で、先月より0.8と1.9ポイント上昇し、中小企業の生産経営圧力はさらに大きかった。

(四)市場の予想変動が増大する。生産経営活動の予想指数は48.9%で、前月の3.7ポイントを下回り、製造業市場の予想は全体的に後退した。業界別に見ると、紡績、化学原料及び化学製品、黒色金属製錬及び圧延加工、金属製品などの業界生産経営活動の予想指数はいずれも43.0%を下回り、企業の自信は不足している。

今月の製造業の景気水準は全体的に下落したが、一部の業界は拡大を維持しており、その中で農副食品加工、食品及び酒飲料精製茶、医薬、電気機械器材などの業界PMIと生産経営活動の予想指数は引き続き景気区間に位置し、市場需要は増加を維持し、企業は業界の発展を楽観している。

二、非製造業のビジネス活動指数が低下

11月の非製造業ビジネス活動指数は46.7%で、前月より2.0ポイント低下し、2カ月連続で臨界点を下回り、非製造業の景気水準は低下した。

(一)サービス業の景気水準が下落した。11月は、一部の地域で影響が大きく、市場の活発さが低下し、サービス業の回復が鈍化した。ビジネス活動指数は45.1%に低下し、前月の1.9ポイントを下回った。調査した21業界のうち、15業界が収縮区間に位置し、そのうち道路輸送、航空輸送、宿泊、飲食、文化スポーツ娯楽などの接触性集中業界のビジネス活動指数は38.0%を下回り、業界業務総量は明らかに下落した。「双十一」の販促活動に牽引されて、宅配需要量は明らかに上昇し、郵便業のビジネス活動指数は55.4%に上昇し、比較的高い景気区間に位置している。貨幣金融サービス、保険などの金融業界はいずれも57.0%を上回り、業務総量は比較的に急速に増加し、サービス実体経済の発展に有効な支持を提供した。市場の予想を見ると、業務活動の予想指数は53.1%で、その中で卸売、鉄道輸送、郵便、電信放送テレビ及び衛星伝送サービス、インターネットソフトウェア及び情報技術サービス、通貨金融サービスなどの業界の業務活動の予想指数は比較的に高い景気区間に位置し、企業は業界の回復発展に自信を持っている。

(二)建築業は引き続き高い景気区間に位置している。建築業のビジネス活動指数は55.4%で、6カ月連続で比較的高い景気区間に位置し、建築業全体は比較的速い成長を維持している。このうち、土木工事建築業のビジネス活動指数は62.3%で、先月の1.5ポイントを上回り、企業の施工進捗が加速している。市場の予想を見ると、業務活動の予想指数は59.6%で、比較的高い景気区間に位置し、企業は業界の発展予想に対して全体的に楽観的である。

三、総合PMI産出指数がやや下落

11月の総合PMI産出指数は47.1%で、前月より1.9ポイント低下し、2カ月連続で収縮区間に位置し、我が国企業の生産経営活動が全体的に減速し続けていることを示している。総合PMI産出指数を構成する製造業生産指数と非製造業ビジネス活動指数はそれぞれ47.8%と46.7%であった。


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